WHO WE ARE

河島　伸子
（同志社大学　経済学部　教授）​

​本研究プロジェクトリーダー。PhD（文化政策学、英国ウォーリック大学）​専門は文化経済学、文化政策論、アートマネジメント論、コンテンツ産業論など。​主書に『コンテンツ産業論第２版』、共著に『クリエイティブ・ジャパン戦略』『新時代のミュージアム』『変貌する日本のコンテンツ産業』​『イギリス映画と文化政策』『グローバル化する文化政策』『文化政策学』『アーツマネジメント』​Film Policy in a Globalized Cultural Economy (with John Hill [eds], Routledge, 2017)、​Asian Cultural Flows (with Hye-Kyung Lee [eds], Springer, 2018)など。​文化審議会委員、同文化政策部会部会長、同無形文化遺産部会委員他を通じ、政府の文化政策、コンテンツ産業政策にアドバイスをしている。
河島 伸子 (Nobuko Kawashima) – マイポータル – researchmap

八木　匡
（同志社大学　経済学部　教授）

専門：公共経済学、スポーツ経済学、文化経済学、教育経済学　経済学博士　名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位満了退学　京都大学経済研究所助手、名古屋大学経済学部助教授を経た後、現在同志社大学経済学部教授、日本経済学会理事(2002年～2007年)、文化経済学会<日本>会長（2018年～2020年）主著：European Economic Review等海外学術雑誌等に論文を多数掲載『教育と格差』、『スポーツの経済と政策』、『スポーツの組織文化と産業』、The Kyoto Manifesto for Global Economics: The Platform of Community, Humanity, and Spirituality等の著書を執筆

迫田　さやか
（同志社大学 経済学部　准教授）​

​専門：所得分配論・医療経済学・経済政策　博士（経済学）​同志社大学大学院博士後期課程単位取得退学、フランス国立社会科学高等研究院客員研究員、京都大学勤務を経て2022年4月現職。主著：『夫婦格差社会』中公新書（2013）、『離婚の経済学ー愛と別れの論理』講談社現代新書（2020）（どちらも橘木俊詔氏との共著）。文化庁政策課にて研究官として文化に関する世論調査設計、分析についてアドバイスをしている。

佐野　直哉
（東京藝術大学　特任講師）

英国ロイヤルカレッジオブミュージック演奏学修士M.Mus(RCM)を経て、東京藝術大学大学院音楽研究科（芸術環境創造分野）博士後期課程修了。博士（学術）。エンタテイメント系会社にて洋画宣伝・洋楽ライセンス契約業務に従事したのち、ブリティッシュ・カウンシル、駐日英国大使館、国連世界食糧計画にてマーケティング、資金調達、パブリックディプロマシー／国家ブランディング戦略に携わった。アーツカウンシルしずおかプログラムコーディネーター,　上野学園大学音楽学部准教授を経て、現職。専門はアートマーケティングと評価、アートプロジェクトを中心としたアートマネジメント。

小林　瑠音
（芸術文化観光専門職大学　講師）

芸術文化観光専門職大学講師。ウォーリック大学大学院ヨーロッパ文化政策・マネジメント修士課程修了（MA）。神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程修了。博士（学術）。専門は英国文化政策、アーツカウンシル史。京都芸術大学大学院グローバルゼミ・プログラムオフィサー、奈良県立大学非常勤講師、神戸大学国際文化学研究推進センター学術研究員等を経て現職。主著に『英国のコミュニティ・アートとアーツカウンシル：タンポポとバラの攻防』水曜社（2023年）（第３回日本文化政策学会奨励賞受賞）。

ヘギョン・イー
（キングス カレッジ ロンドン　教授　文化政策）​

​本プロジェクト共同リーダー。英国キングスカレッジロンドン文化・メディア・クリエイティブ産業学部文化政策教授。文化セクター、国家、市場の関係に関心があり、文化政策、芸術助成、クリエイティブ産業、文化産業政策、著作権などを研究している。著書に『Cultural Policies in East Asia』（2014）、『Asian Cultural Flow』（Springer 2018）、『Cultural Policy in South Korea』（Routledge 2019）、『Routledge Handbook of Cultural and Creative Industries in Asia』（2019）などがある。Cultural Trendsを共同編集している。ESRCが資金提供するSustainable Cultural Futures（2022-2025）を主導するほか、ESRC Network on Globalizing South Korean Creativity（2022-23）を共同主導している。​

サナ・キム
（キングス カレッジ ロンドン）​

​キングスカレッジロンドンの文化・メディア・クリエイティブ産業学科の博士研究員。クリエイティブ産業・経済という広い視野の中で、文化政策、クリエイティブワーク、クリエイティブエコロジー・生態系に関心を持つ。1997年にカザフスタンで行われた首都移転が、その後のカザフスタンの新首都（アスタナ）と旧首都（アルマティ）の創造的発展に与えた影響について、博士課程で研究している。博士号取得後、DISCE（Developing Inclusive & Sustainable Creative Economies）と題するEUの共同プロジェクトに参加し、ヨーロッパ全体の創造的経済の成長を向上させるための研究を行った。

カースティ・ワーナー
（キングス カレッジ ロンドン）​

リサーチ・アシスタント。ロンドン芸術人文パートナーシップ（LAHP）の助成を受け、キングス・カレッジ・ロンドンの文化・メディア・クリエイティブ産業学科で博士課程に在籍している。政策の変化が組織の実践にどのような影響を与えるかを理解することに広く関心を持っており、博士課程では、英国とEUの関係が英国の国立美術館にどのような影響を与えたかを研究している。

サルバトーレ・ディ・ノーヴォ
（キングスカレッジ・ロンドン）​

キングスカレッジ・ロンドンの文化・メディア・クリエイティブ産業講師。産業経済学と公共経済学を中心とした応用経済学のバックグラウンドを持つ。ニューカッスル大学ビジネススクール博士研究員、クリエイティブ産業政策・証拠センター（PEC）メンバー。サルバトーレの研究は、クリエイティブ産業における国際化と金融へのアクセスを掘り下げ、COVID-19パンデミック時の文化消費パターンを探求している。現在は、芸術・文化における資金調達の役割を調査し、特にその社会経済的意味を検証している。ローマ・トル・ヴェルガタ大学で経済学博士号を取得。

ジョセファ・ベルトリーニ
（キングスカレッジ・ロンドン）​

リサーチ・アシスタント。米国と英国の文化セクターで10年以上の実務経験を持ち、コミュニティ・エンゲージメント、芸術資金、コミュニケーションに関する知識と専門知識を有する。 キングスカレッジ・ロンドンの文化・メディア・クリエイティブ産業学科でアート＆カルチュラル・マネジメントの修士課程を修了後、特にSCFのテーマ3であるジェネレイティブAIが文化セクターに与える影響と意義に焦点を当てた研究に深く関与し、レポートを執筆している。